スカーレット・ヨハンソンがMCU復帰を完全否定!「ブラック・ウィドウ」の物語を守る決意を語る

ハリウッド女優スカーレット・ヨハンソン(39)がマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への復帰可能性を完全否定した。

ヨハンソンは14日(現地時間)、米マガジン「ヴァニティ・フェア」とのインタビューで「ブラック・ウィドウ」キャラクターの復帰について「そんなことはあり得ない」と断言した。

「私が演じるキャラクターにとっても、自分自身にとっても、どのような意味があるのか理解するのは非常に難しい」と述べ、「共演者たちが恋しく、永遠に一緒にいたいが、私のキャラクターが魅力的なのは彼女の物語が完結したためだ」と説明した。

さらに「それを台無しにしたくない。ファンにとっても同様だ。彼らにとってもそれが重要だから」と述べ、復帰の可能性を明確に否定した。

ヨハンソンは2010年『アイアンマン2』で初めてブラック・ウィドウ役を演じ、その後『アベンジャーズ』シリーズや『キャプテン・アメリカウィンター・ソルジャー』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』など多くのMCU作品に出演した。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で壮絶な最期を迎えたヨハンソンは、2021年公開のプリクエル単独映画『ブラック・ウィドウ』で再びブラック・ウィドウを演じた。

インタビューでヨハンソンは『アベンジャーズ/エンドゲーム』がアカデミー賞作品賞にノミネートされなかったことに対し、「どうしてこの映画がアカデミー賞作品賞候補にも選ばれなかったのか理解できない」と述べ、「『エンドゲーム』は不可能に思えたし、成功しなかったかもしれないが、映画として本当に素晴らしく機能した。さらに、歴代で最も成功した映画の一つでもある」と強調した。

『エンドゲーム』はアカデミー賞で視覚効果賞にノミネートされたが、受賞には至らなかった。現在まで作品賞部門にノミネートされた唯一のマーベル映画はライアン・クーグラー監督の『ブラックパンサー』だ。MCU映画はこれまでに計4つのアカデミー賞を受賞しており、『ブラック・パンサー』が2019年に衣装デザイン賞・作曲賞・美術監督賞、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が2023年に衣装デザイン賞を獲得した。

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