

タレントのパク・ナレが、女優キム・ジヨンからの心のこもった一言に思わず涙を流した。
9日に公開されたYouTubeチャンネル「ナレ式」では、元BTOBメンバーで俳優のユク・ソンジェと女優キム・ジヨンが登場。SBSの新ドラマ『鬼宮』について語る中で、キム・ジヨンが「急に話したくなったことがある」と切り出し、パク・ナレとの過去を振り返った。
キム・ジヨンは「アイドル時代のデビュー当初は、広報のためにたくさんのバラエティ番組に出演していた。その後、tvNドラマ『二十五、二十一』に出てからバラエティのオファーが増えたけど、私のことを覚えてくれている人はほとんどいなかった」と明かした。
続けて「でもパク・ナレさんだけは違った。私のことをしっかり覚えてくれていて、いつ会っても変わらず優しくしてくれた。私たちが無名だった頃から、ずっと変わらずに」と感謝の気持ちを伝えた。
突然の言葉にパク・ナレは感極まり、目に涙を浮かべた。その様子を見たキム・ジヨンも目を潤ませ、温かい空気が流れた。ユク・ソンジェも「新人の時に親切にしてくれた人は本当に記憶に残る。売れたら恩返ししたくなる」と共感を示し、キム・ジヨンの言葉にうなずいた。
キム・ジヨンは改めて「ずっと伝えたかった」と感謝を繰り返し、笑顔を見せた。
一方で、最近パク・ナレをめぐっては、思わぬかたちで話題が広がっていた。
5日、タレントのチョン・ヒョンムと歌手BoAが行った酒席ライブ配信中、ある視聴者から「パク・ナレと付き合ってるって本当ですか?」という質問が飛んだ。これに対しBoAは「付き合ってないと思う。付き合えない。チョン・ヒョンムさんの方がもったいない」と発言し、批判が集まった。
この件を受けて8日、BoAは「不適切な発言をしてしまい、パク・ナレさんに直接謝罪した。寛大に受け止めてくれて感謝している」と謝罪。翌9日にはチョン・ヒョンムも「放送直後にパク・ナレさんに謝罪した。不快な思いをさせたにもかかわらず理解してくれて感謝している」とコメントした。
そんな中、8日にはパク・ナレがラジオ収録に参加しなかったことが伝えられ、一部ではこの騒動の影響ではないかとの憶測が広がったが、実際には自宅での盗難被害が理由だったことがわかった。
パク・ナレが留守にしていた間に、約55億ウォン(約5億5,009万円)の自宅に泥棒が入ったとされ、7日に金品がないことに気づき、8日に警察に通報。9日、警察は「パク・ナレ側から自宅で数千万ウォン相当の金品が盗まれたとの通報があった」と発表した。
現時点では外部からの侵入の形跡は確認されておらず、以前から起きていた盗難にパク・ナレ側が気づいていなかった可能性も視野に入れて捜査が進められている。現在、警察は盗まれた物品と正確な盗難時期の特定を進めているという。