『イカゲーム2』パク・ソンフン、トランスジェンダー役で大反響!「キャスティングに賛否両論」『ザ・グローリー』俳優の新たな挑戦とは

引用:Netflix
引用:Netflix

俳優のパク・ソンフン(39)が、Netflixシリーズ『イカゲーム2』でトランスジェンダー役を演じることについて、海外で賛否両論が巻き起こっている。海外メディア「The Independent」は5日(現地時間)、一部の海外ネットユーザーがパク・ソンフンのキャスティングに異議を唱えていると伝えた。

パク・ソンフンが演じるのは、元特殊部隊所属のトランスジェンダー女性「ヒョンジュ」。性別適合手術の費用捻出のためにデスゲームに身を投じるという設定だ。すでに公開された予告編では、パク・ソンフンがボブヘアに濃いめのメイクという姿で登場し、話題を呼んでいる。

配役紹介の映像でパク・ソンフンは、「社会的偏見による不利益や厳しい状況に置かれながらも、誰よりも強い決断力とリーダーシップを持つ姿を通じて、偏見を打ち破り、新たな可能性を示していく」と役柄について語った。

これに対し海外のネットユーザーからは、「シスジェンダーの男性俳優による演技は不適切」「実際のトランスジェンダー俳優を起用すべきだった」という批判の声が上がっている。

一方で、「韓国では性的マイノリティへの理解がまだ進んでいない現状がある」と文化的背景を指摘する声も。「『イカゲーム』は韓国作品としてのアイデンティティを持つべき」との意見や、「むしろパク・ソンフンの起用が固定観念を打ち破る可能性がある」と期待を寄せる声も見られる。

すでに薬物問題で元BIGBANGのT.O.Pの出演シーンカットという課題を抱える『イカゲーム2』。パク・ソンフンが説得力のあるトランスジェンダー役を演じ切り、批判的な海外ファンの心を掴めるのか注目が集まる。

なお、パク・ソンフンは2008年の映画『霜花店』でデビュー。その後『コンジアム』、『上流社会』などの映画や、『嫉妬の化身』、『悪い家族』といったドラマに出演してきた。最近では『ザ・グローリー』でチョン・ジェジュン役を演じ、高い評価を得ている。

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