BLACKPINKのジスが、ベトナムで開催された「Lights, Love, Action!」ツアー最終公演で圧巻のスタイルを披露した。4月、彼女は自身のSNSに現場の臨場感あふれる瞬間とともに、3つの印象的なステージ衣装を投稿した。K-POPファッションアイコンとしての存在感を改めて見せつけた。
最初に目を奪われたのは、ローズカラーのミニドレス。立体的な花モチーフのディテールがあしらわれたこのドレスは、ジスのフェミニンなシルエットを際立たせる一着。そこにブラックのレースアップブーツを合わせ、ジスならではのガールクラッシュなムードを演出した。何千本ものペンライトが揺れる客席を背景に立つその姿は、まるで映画のワンシーン。ファンへの感謝を伝える笑顔が、さらに強い印象を残した。
2つ目のルックは、オールブラックのミニドレススタイル。パフスリーブにボリューム感のあるスカート、ウエストにはベルトのディテールが効いたこの衣装は、ステージ上でのカリスマ性をより際立たせるデザイン。足元にはブラックのハイプラットフォームブーツをセレクトし、シックな存在感をプラス。ステージの縁まで歩み寄り、ファンとの距離をぐっと縮めたジスは、そのダイナミックさとラグジュアリーなムードで、会場をさらに盛り上げた。
3つ目は、バックステージで捉えられたパープル×ブラックのルック。ホルターネックのパープルトップスに、シースルーのディテールが効いたブラックスカートを合わせたスタイルは、ジスの上品さとセクシーさを絶妙に両立。ドラマティックな照明とカーテンの陰が落ちる空間の中でも、その存在感は際立っていた。ステージとは異なる一面を感じさせるこのカットは、ファンにとって忘れられない1枚になりそう。
3つの異なるスタイルを通して、ジスはグローバルスターとしてのファッションセンスを存分にアピール。ベトナムでのソロステージとして披露された「Flower」は、彼女にとっても特別な時間だった。パフォーマンス中だけでなく、舞台裏でもそのスタイルは「BLINK（ファンクラブ名）」の視線を釘付けにした。
それぞれの衣装には明確なコンセプトがあり、ツアー全体の完成度を高める重要な要素として機能。色使いや素材選びの繊細さからも、スタイリングへのこだわりが感じられた。単に衣装を着こなすだけでなく、パフォーマンスとファッションを融合させて魅せる表現力が際立っていた。
今回の最終公演は、単なるフィナーレではない。ジスは衣装を通じて感情やメッセージを伝え、ファンの心に強く残るステージを作り上げた。そのスタイルは、これからも多くのファッションラバーにインスピレーションを届けていく。
最終ステージを終えた後、「ベトナムでしか披露しなかった『Flower』、本当に特別だった」と語ったジス。次はどんなスタイルを見せてくれるのか、期待が高まる。