
韓国のハン・ドクス前首相(前大統領権限代行)から告訴されたタレントのオ・ユンヘが再び発言した。
1日、オ・ユンヘは個人チャンネルに「大統領権限代行のおかげで私の知名度が上がっているようです。結果もぜひ記事にたくさん取り上げてください」という文章と共に写真を投稿した。
写真には「ハン・ドクス前首相、タレントのオ・ユンヘを名誉毀損容疑で告訴」というタイトルのニュース記事が含まれていた。
オ・ユンヘは「寝て起きたら記事が50件ほど出ていた」と述べ、「記者の皆さん、結果が出たらその時もぜひたくさん記事を書いてください」と心境を明かした。

これを見たあるネットユーザーが「昨日、記事ごとにコメントを書いて寝た。コメントは見ない方がいいかも。ユンヘさん、有名人になりました」と応援メッセージを送ると、オ・ユンヘは「ありがとうございます。感動しました」と直接返信した。
オ・ユンヘは4月、MBCラジオ番組『クォン・スンピョのニュースハイキック』に出演し、「知人から『大統領権限代行が、あるホテルで食事を楽しんでいた』という話を聞いた。国民は国家的な問題でこんなに大変なのに」と発言したことがある。
ハン前首相側はその発言が名誉毀損及び虚偽事実の公表であると主張し、警察にオ・ユンヘを告訴。ソウル警視庁広域捜査団公共犯罪捜査隊は先月30日、刑法上の名誉毀損、公職選挙法上の虚偽事実公表容疑でオ・ユンヘを呼び、取り調べを行った。
オ・ユンヘは取り調べの後、個人チャンネルに「頼もしいヤン・テジョン弁護士ととても親切な捜査官のおかげで無事に取り調べを終えた。人生で警視庁を見学することもできてスリリングだった」との文章と共にソウル警視庁広域捜査団前で撮った写真を投稿した。
一方、オ・ユンヘは2006年にシングルアルバム『アイ・ウィッシュ(I Wish)』でデビューし、「結婚しましょうか」、「ピウム(Pium)」、「冬の月」、「星になるよ」、「そうだったね」、「二人の女性」、「変わらないね」、「倦怠期」などの曲をリリースした。最近では『メブルショー(Maebul Show)』、『キム・ヨンミンTV』などの進歩的な政治専門チャンネルやポッドキャストで活動している。