

元MBCの教養番組プロデューサーのキム・ジェファン監督が、「パワハラ疑惑」を提起していたザ・ボーンコリアの代表取締役ペク・ジョンウォンと面会した。
8日、チャンネル「スタジオ・オジェナ」に「4時間30分、ペク・ジョンウォン代表と二人きりで対話?」というタイトルの動画が投稿された。
動画内でキム氏は、tvN『天才ペク社長の逆境食堂3』のフランス撮影を終えて帰国したペク・ジョンウォンと対面した。キム氏を見たペク・ジョンウォンは「なぜこんなに私を追い詰めるんですか。監督、私と何か因縁でもあるんですか?どうしてですか?」と言い、「私も納得いかないことがたくさんある。でも、今まで黙っていたでしょう」と吐露した。これに対しキム氏が「店主たちはどれほど納得できないだろうか」と言うと、ペク・ジョンウォンは「店主たちの話がなぜ出てくるんですか?」と返答した。
カメラは切れたが、キム氏の録音機には二人の会話がさらに記録されていた。ペク・ジョンウォンは「今まで本当に誠実に生きてきた。明日でもいい。カメラなしで二人きりで会おう」と提案した。これを受けてペク・ジョンウォンの会社で対話を交わしたキム氏は「来る12日にペク・ジョンウォンとのインタビュー内容を公開する」と明かし、注目を集めた。
先にキム氏は、ペク・ジョンウォンのパワハラ疑惑を提起し、彼が放送局に過度な要求をしたと主張していた。キム氏は「ペク・ジョンウォン代表が『私が指名する作家チームと撮影チームを起用しなければならない』と要求した」と述べ、「プロデューサーと撮影チームの協力は重要だが、ペク・ジョンウォン代表が連れてきたチームが彼の機嫌ばかりを伺うようになると、現場の権力が彼に集中してしまう」と語った。また、彼の気に入らない人物は番組から降板させられたとも主張した。
これに対しペク・ジョンウォンは「最近『芸能界パワハラ』という恐ろしい疑惑が提起されていることをよく承知している。これも私の過ちだ」と述べ、「言動が誰かを傷つけたのなら、それは私の責任であり過ちだ」との見解を示した。さらに「現在撮影中の番組を除き、すべての芸能活動を中断する」と活動休止を宣言した。
