
ラッパーのNO:EL(本名チャン・ヨンジュン)が、父であるチャン・ジェウォン元・国民の力議員の葬儀を終えた心境を明かした中、SNSには彼を批判するコメントが相次いでいる。
NO:ELは7日、自身のSNSに「父を三日間丁寧に弔ってきた」という一文から始まる長文を投稿。一部のユーザーからは、この投稿に対して悪質なコメントが寄せられた。
チャン・ジェウォン氏は先月31日、ソウル市江東区の複合型マンションで遺体で発見された。現場からは、自らが書いたとみられる遺書も見つかっている。2015年11月には、釜山の大学で副総長を務めていた際に、秘書A氏への性暴行容疑で捜査を受けていた。
葬儀後、NO:ELは「悲しいというか、まだ実感がない」と心情を吐露。「母のためにも、さらに気を引き締めて、油断せずに善行を積みながら生きろというメッセージを父がくれた気がした」と投稿した。
さらに、「父を安置した後、初めて遺影の中の明るい笑顔を見つめながら、明るくはないけど、せめて苦笑いで見送ることができた」と振り返り、葬儀期間中に訪れてくれた人々への感謝の言葉も綴っている。
また、「これまで多くの過ちを犯し、深く反省している。これからは、与えることができて、大切な人々を思いやれる責任感のある人間になりたい。家長としても一人の大人としても、より強く生きていく契機になると信じている」と、自身の変化についても言及した。
最後には、「愛する父へ。これからは悩みがあれば、そばにいるおじいさんと相談して、すべてを背負ってきた優しい心をもう隠さずに、どうか安らかに休んでください。言葉では言い表せないほど愛しています。本当にありがとう。また会いに行きます」と、父へのメッセージで締めくくっている。