30代女性患者の死亡事件、タレント医師ヤン・ジェウン院長の病院捜査がなぜか中止に…批判の声が続出

引用: ケイのミューズ

精神科医としての顔も持つ人気タレント、ヤン・ジェウン院長が運営するWJin病院をめぐる捜査が突如中止となり、ネット上では「なぜ?」と疑問の声が続出している。

25日の報道によれば、警察は大韓医師協会(医協)からの鑑定結果待ちを理由に、WJin病院の主治医への捜査を一時ストップ。警察捜査規則では医療事故などの捜査には専門家の鑑定が不可欠で、その取得に時間がかかる場合に限り捜査を中断できるとのこと。

警察捜査規則第98条では、医療事故、交通事故、特許侵害などの事件の捜査終結には専門家の鑑定が必要だとしており、その鑑定に相当な時間を要する場合に限り捜査を中止できると明記されている。

この決定に警察関係者は「あくまで手続き上の一時中断。医協からの回答が届けば、すぐにでも捜査再開はアリ」と説明している。

話題の発端は、ヤン・ジェウン院長の病院で30代女性が亡くなった衝撃的な医療事故。昨年5月、この女性はダイエットピルの中毒治療のため入院したが、わずか17日後に死亡。病院側は死亡直前、彼女を「自傷他害リスクあり」と判断し、隔離・拘束措置を実施していたという。遺族はヤン院長を含む医療スタッフ6人を業務上過失致死で告訴する事態に発展した。

国政監査に呼ばれたヤン院長は病院の過失は認めなかったものの、遺族へは謝罪の意を示している。

一方、韓国精神障害者連合会のシン・ソクチョル代表は「隔離・拘束を正当化してきた医協だけに意見を求め、その回答待ちで捜査中止とは公平さゼロ」と激怒。遺族と共に原美警察署前で抗議記者会見を開く構えだ。

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