28歳で命を絶った女性キャスターの遺書が波紋…加害者として名指しされたキム・ガヨン、すべての番組から姿を消す

MBCお天気キャスターのキム・ガヨンが、「故オ・ヨアンナへの職場内いじめ」疑惑により、SBSのバラエティ番組『ボールを蹴る彼女たち』からの降板が決定した。

21日、SBS『ボールを蹴る彼女たち』側は「キム・ガヨンが番組降板の意向を示した」と発表した。

2021年5月にMBCに入社したオ・ヨアンナは、昨年9月に28歳で亡くなった。最近、故人が職場内いじめを受けていたという内容の遺書が公開され、大きな波紋を広げている。

また、最近明らかになった日記には「先輩たちが私のミスを徹底的に集めて上層部に報告し、グループチャットで継続して私を中傷した」「自分が否定されることが耐え難く、学習や練習よりも逃避を選び、酒に溺れた」などの内容が記されており、多くの人々に深い悲しみを与えている。

遺族は先月23日、ソウル中央地方裁判所に故人の同僚を相手取って損害賠償請求訴訟を起こした。遺族側は加害者と会社からの謝罪がなかったことを指摘し、真相究明を強く求めている。

キム・ガヨンは故人をいじめたとされるグループチャットのメンバーの一人として名前が挙がっている。現在、彼女を含むチャットメンバーは、オ・ヨアンナのいじめ疑惑について沈黙を貫いている。

この騒動が発生して以来、キム・ガヨンは芸能界から姿を消す危機に直面している。すでに彼女は、MBC FM4U『グッドモーニングFM テイです』からの降板も決定。4日、テイはキム・ガヨンの降板を伝え、「制作陣は本人との協議を経て、その意向を受け入れることにした」と語った。さらに、パジュ市の広報大使の職も解かれる事態となった。

一方、MBCは先月31日、故オ・ヨアンナの死亡事件に関する真相調査委員会を設置したと発表。5日に初会合を開き、現在も調査を進めている。

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