俳優チョン・ウソンが青龍映画賞に出席し、婚外子に関する心境を明かした件について、同僚俳優の反応が話題となり、ネット上で議論が巻き起こっている。
芸能界関係者によるチョン・ウソンの業界評判に関する発言も注目を集めている。3日、YouTubeチャンネル「芸能裏大統領イ・ジンホ」で、イ・ジンホがオ・ミジョン記者をゲストに招き、最近のチョン・ウソンを巡る論争について語る様子が配信された。
イ・ジンホは「チョン・ウソンは周囲の人々に対して優しく、良好な関係を築いてきた。そのため映画界でのネットワークも充実している。今回の件でも、映画界ではチョン・ウソンに対して好意的な評価が出ているのではないか。もちろん、事案自体は非常に残念だが」と語った。
オ・ミジョン記者は「嫌われ者の俳優がスキャンダルを起こせば『やはり』『当然の結果』といった反応が映画界にもある」と指摘。「年齢とともに起用されにくくなる俳優なら疑問視する余地もあるが、チョン・ウソンは違う。映画界での評判は非常に良い」と説明した。
これを受け、イ・ジンホは「イム・ジヨンが青龍映画賞で声援を送ったのは、映画界の雰囲気を表しているように見える」と述べた。記者も「チョン・ウソンにとって、同僚の映画人たちがいる場での発言の方が精神的負担は軽かったのではないか」との見方を示した。
さらに記者は「チョン・ウソンは青春映画の主演を務める年齢は過ぎているものの、他の作品では十分重要な役割を担える」と指摘。「現在はOTT市場であり、海外ファンをターゲットにした作品が多い。海外ファンはこういった私生活の問題にはあまり関心を示さない」と述べた。これに対しイ・ジンホは「大きな支障なく活動を続けられるだろう」との見解を示した。
先月24日、チョン・ウソンはムン・ガビが産んだ息子が自分の実子であることを認めた。29日の青龍映画賞の舞台では「私に愛と期待を寄せてくださった全ての方々に心配と失望をおかけしたことを心からお詫び申し上げる。全ての批判は私が受け止め、背負っていく。父親として息子に対する責任は最後まで果たす」と述べている。