俳優チョン・ウソンがモデルのムン・ガビと結婚しない理由について、財産分与時のリスクが大きいためとの見解が示された。25日、法律事務所正向のアン・セフン弁護士は「チョン・ウソンが批判を受けてまでも結婚しない理由」と題した動画を公開した。
同弁護士は、チョン・ウソンには子供に対する責任を果たす方法として、結婚して責任を負うか、結婚せずに養育費のみを支払うかの二択があると説明。「前者であれば批判を免れ、評判も保てるのに、後者を選択した」と指摘した上で、「チョン・ウソンの推定資産を考慮すれば、当然の判断だ」と語った。
2021年のブログ記事を引用し、同弁護士は「CM1本で7億ウォン(約7,600万円)以上のギャラを受け取り、ドラマは1話あたり1億ウォン(約1,900万円)と言われている。広告収入は400億ウォン(約43億円)を超え、不動産は200億ウォン(約21億円)以上を保有していると推測される。これは3年前時点の金額で、資産は少なくとも600億ウォン(約65億円)に達する」と分析。「現在は900億ウォン(約98億円)、1000億ウォン(約109億円)に及ぶ可能性もある」との見方を示した。
「コスパ5年、約束の10年」の法則に触れ、「結婚から5年経過すると資産の30%に当たる180億ウォン(約19億6,000万円)、10年では50%の300億ウォン(約32億7,000万円)の財産分与が必要となる。資産規模によって変動するものの、財産分与額は最低でも100億ウォン(約10億9,000万円)程度になる」と試算した。
同弁護士は「チョン・ウソンにとって、交際関係すらなかったムン・ガビに100億円近い資産を渡すことは、できれば避けたい状況だろう」と分析。「養育費支払いを選択した場合、養育費は所得区分ごとに定められている。1,200万ウォン(約131万円)以上が最高区分だ。それ以上の2,000万ウォン(約218万円)、3,000万ウォン(約327万円)以上、1億ウォン以上という区分は存在しないため、いくら多額を支払っても月額300万ウォン(約32万7,000円)には到達しない」と解説した。
「子供が成人するまでの支払いとなるため、年間3,600万ウォン(約392万4,000円)としても20年で7億2,000万ウォン(約7,848万円)にとどまる」とし、「月額1,000万ウォン(約109万円)、2,000万ウォンを支払ったとしても、この選択の方が有利となる」と付言した。
先日、チョン・ウソンがムン・ガビの出産した子供の実父であるとの報道を受け、チョン・ウソン側は「養育方針について最善の方向で協議中であり、父親として最後まで責任を果たす」との姿勢を示した。ムン・ガビとチョン・ウソンは過去に数回の個人的な接点があったものの、交際関係ではなかったとされる。
一方で、チョン・ウソンに長年の一般人の恋人がいるとの噂も浮上。さらに、DMなどを通じて複数の女性と接触していた事実が明らかとなり、新たな波紋を広げている。