
歌手San Eが所属アーティストから告訴された。
12日、エックススポーツニュースの独占報道によると、中国の歌手RETAは昨年3月、共同住居侵入および共同財物隠匿などの容疑でSan Eと所属事務所の関係者A氏に対する告訴状を提出した。
告訴状によると、San EはRETAがビザの期限切れ問題で中国に滞在していた期間中、A氏らに彼女の居住地に立ち入り、保管されていた家具や物品を無断で外部に移動させたり廃棄させるよう指示したという。
RETAは玄関の暗証番号を教えたことはなく、無断侵入と財物の移動はすべて自身の同意なしに行われたと主張している。
これを受け、San EとA氏は来月中に警察の事情聴取を受ける見込みだ。
San Eは以前、特殊傷害容疑で物議を醸した経緯がある。昨年8月、ソウル麻浦区(マポ区)の公園入口で通行人B氏を携帯電話で殴打した容疑を受けた。B氏は目の周りと歯の一部を負傷したとされる。
当時、警察はSan Eをはじめ、現場にいた彼の父親とB氏を双方暴行容疑で立件したが、双方が処罰を望まなかったため捜査を終結した。しかし、特殊暴行容疑で立件されたSan Eについては、B氏の傷害が確認されたため特殊傷害に容疑が変更された。
当時San Eは、「私の暴行事件による被害者の方に深くお詫び申し上げます。被害者の方に直接お会いして許しを請いたい」と弁護人を通じて謝罪の意を表明した。
しかし、昨年3月、ソウル西部地検が特殊傷害容疑を受けたSan Eに対して起訴猶予処分を下し、事件は終結した。
San Eは2010年に「Everybody Ready」でデビュー。「LoveSick」「知り合いの話」「真夏の夜の蜜」などのヒット曲を生み出した。