

元フィギュアスケート選手のキム・ヨナが、歴代最高の美しさを披露した。
ファッション誌「Harper’s BAZAAR Korea」は23日、キム・ヨナとのコラボレーションしたビジュアルを公開した。ディオールのアンバサダーを務めるキム・ヨナは、同ブランドのファインジュエリーコレクション「ローズ・デ・ヴァン(Rose des Vents)」の発売10周年を記念して、特別な瞬間を切り取った。
今回の撮影でキム・ヨナは、太陽と月を行き来するコンセプトを自らの感性で表現。顔の近くで指輪を掲げ、幻想的な眼差しを向けるカットでは、ディオールジュエリーならではの繊細なディテールが自然に浮かび上がった。
黒のドレスを纏い、優雅なポーズを取るキム・ヨナは、妖艶なシルエットと強烈なカリスマ性を見せつけた。首元や手首で輝くジュエリーは、彼女の抑制された動きと相まって、劇的な雰囲気を醸し出している。
キム・ヨナは、独特のプロフェッショナルな表情と大胆なポーズで、まさに女王の風格を体現。「ローズ・デ・ヴァン」コレクションは、彼女の凛とした静けさと完璧に調和した。

一方、キム・ヨナは2010年のバンクーバー冬季五輪で金メダルを獲得し、2013年には世界選手権で優勝、2014年のソチ冬季五輪では銀メダルを獲得するなど、輝かしい実績を残した。彼女はその年に現役を引退。2022年10月には、クロスオーバーグループ「Forestella」のコ・ウリムと結婚。コ・ウリムは現在、軍楽隊で服務中で、来月19日に除隊を控えている。
引退後もキム・ヨナは、広告やファッション誌、公益活動などを通じて、「フィギュアの女王」としての存在感を今なお放っている。