

カメラの前で緊張しがちな証明写真。どうすれば理想的な一枚が撮れるのか悩む人も多いだろう。今回は、失敗しない証明写真のためのメイクテクニックを厳選して紹介する。撮影前にぜひ参考にしてほしい。
失敗しない証明写真メイクのコツ!
1. クリーンなセミマットベースを作る


失敗しない証明写真メイクの第一のポイントは、やはりベースメイク。証明写真の基本となるのは、クリーンで均一な肌づくりから。
肌質に合わせたクッションファンデーションやリキッドファンデーションをスパチュラで薄く均一に伸ばしていく。その後、コンシーラーでクマやニキビ跡、シミなどをカバー。最後にルースパウダーかプレストパウダーをブラシで軽くとり、特にTゾーンのテカリを抑えることがポイントとなる。
証明写真の場合、ツヤ感のあるメイクよりもセミマットな肌質のほうが顔立ちをくっきりと見せてくれるため、さらっとした仕上がりを心がけるのがおすすめ。
2. 眉毛とアイメイクは自然に!


目と眉は顔の印象を大きく左右する重要なパーツ。清潔感があり自然な仕上がりを意識したい。眉は髪色より半トーン程度明るい色のアイブロウペンシル、マスカラ、パウダーを使って適度に埋めるのがコツ。薄すぎると照明で色が飛んでしまい、濃すぎると不自然な印象になってしまう可能性があるので注意が必要。
証明写真のアイメイクは、控えめに自然な陰影をつけることがポイント。ベージュや肌色でアイホールに下地を塗った後、パーソナルカラーに合わせてコーラル、ピンク、ブラウン、グレーなど、主張しすぎないアクセントカラーを入れる。アイラインはブラウン系のライナーでまつ毛の生え際に沿って細く引き、マスカラでまつ毛に自然な印象を与えるのがベスト。マスカラが面倒な人は、最近人気の接着剤不要のつけまつげを活用するのもアリ。
3. シェーディングは必須!


写真に写る顔は、実際より大きく見えたり縦長に見えることが多い。そのため、シェーディングで顔の輪郭を整えることが効果的となる。
鼻が長めの場合は、鼻筋に横線を入れてシェーディング。頬骨が張っていたり、顎に丸みがある場合は、シェーディングスティックでなじませるように塗り、透明パウダーを重ねることで崩れにくく一日中キープできる。
4. 生き生きとした印象を与える唇とチークメイク


リップメイクとチークも、自然な仕上がりがキーポイント。リップカラーは顔に血色と活気を与えるコーラルやピンク系がおすすめ。リップティントやリップスティックを塗る際は、濃すぎない配色を心がける必要がある。