歌手のイ・チャンウォンが21日、生放送された『2024 KBS芸能大賞』で初の大賞を受賞した。
トロット歌手として知られるイ・チャンウォンは、『新商品発売~コンビニレストラン』、『不朽の名曲』などで活躍し、司会者としての才能を開花させてきた。受賞後、「実は昨年まで密かに受賞スピーチを準備していたけど、今年は本当に予想外で準備できなかった。だから、思いつくままに本音を話したい。16年前、『全国のど自慢』でKBSに初めて足を踏み入れ、2016年に正式デビュー後、多くの番組に出演させてもらった」と喜びを語った。
また「歌だけ歌えばいいのに、なぜそんなにテレビに出たがるのかとよく言われたけど、私は子供の頃からテレビが好きで、バラエティも好きだった。これからもタレントとして、バラエティ芸人としての道を諦められそうにない」と今後への意気込みを示した。
リアリティ部門の最優秀賞は『スーパーマンが帰ってきた』のキム・ジュンホと『新商品発売~コンビニレストラン』のチャン・ミンホが受賞。フェンシング元韓国代表で二人の息子と『スーパーマンが帰ってきた』に出演中のキム・ジュンホは「このような大きな賞をもらえて感謝している。一年間、ウンウとジョンウを愛情込めて育ててくれた妻に感謝の言葉を伝えたい。皆様、新年もお幸せに」と語った。
トロット歌手としてバラエティでも活躍するチャン・ミンホは「一年間、『新商品発売~コンビニレストラン』をはじめ、KBSの芸能番組を愛してくれた皆様に感謝したい。出演者が賞を受けるということは、番組を代表して受賞するということ。そのため、感謝すべき方々がたくさんいる。授賞式が終わったら、一人一人にお礼を言いに行きたい。ファンの皆さんにも心から感謝している」と熱く語った。
ショー＆バラエティ部門の最優秀賞は『ギャグコンサート』のシン・ユンスンと『1泊2日』のチョ・セホが獲得。復活した『ギャグコンサート』の中心メンバーとして活躍中のシン・ユンスンは「一度挫折を経験したのに、無謀な挑戦をしたからこそ、この賞をもらえたと思う。8～9年間、赤字が続いているけど、それでもお笑い番組は必要だと言って番組を守ってくれた先輩方のおかげで、私のような者も少しは光を浴びることができた。この国の全てのチャレンジャーにこの賞を捧げたい」と涙ながらに語った。
2024年、結婚から『1泊2日』のレギュラー出演まで最高の一年を過ごしたチョ・セホは「ユ・ジェソクさんが『今回はダメかもしれないから、家に帰った方がいい？』と言ったのに受賞できた。ユ・ジェソクさんに感謝します。そして、メンバーの皆さん、私とイ・ジュンを同期として迎え入れてくれてありがとう。デビューして最大の賞をもらった。来年はさらに頑張れという意味だと受け止めたい」と述べた。